“悪魔の左”。成長し続ける宇都宮のルーキー・荒谷裕秀!

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  2021-22シーズンが開幕して、もう半分以上が経過しますが、皆さんが応援しているチームの成績はいかがでしょうか?

 私自身、“特にこのチームが好き!”ということはないのですが、最近はよく宇都宮ブレックスの試合を見ています(比江島選手が好きと言うのもあって…笑)

 しかし、そこで“推し選手”を見つけてしまいました…。

 それが今回紹介する荒谷裕秀選手です。

荒谷選手の簡単なプロフィール

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©️B.LEAGUE

■身長:189センチ、体重:86キロ

■ポジション:SF

■経歴:東北高校白鴎大学→宇都宮ブレックス(2020-21シーズン〜)

  荒谷選手の武器は、バケモノ級と評価される左ドライブ。それに加えて、多彩な攻撃パターンを持っており、大学時代には、白鴎大を3位に導き、自身も優秀選手として表彰されています。

「短所を克服するためにブレックスへ。」

 そんな荒谷選手がチームに加入したのは、2020-21シーズン途中からです。

 宇都宮のチームとしての特徴は、誰もが認める“ディフェンス力”です。荒谷選手は、「ディフェンスは苦手。それを克服するためにブレックスに来た」と強い意志を持ってチームに飛び込みました。

 1年目のシーズンは、8試合に出場し、平均3分13秒の出場と、選手層の厚い宇都宮では、チャンスを掴めずにいました。

特別指定選手からプロ契約を勝ち取る

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©️B.LEAGUE

 宇都宮と、特別指定選手からプロ契約を締結した選手は、2選手しかいません。生原秀将選手(現:横浜)、テーブス海選手(現:宇都宮)です。

 荒谷選手も移籍するのかな?と考えていましたが、宇都宮とプロ契約を締結。開幕前から期待がかかりました。

 

【プレーまとめ】強豪・宇都宮ブレックスで成長し続けるルーキー・荒谷裕秀


www.youtube.com

プロ初スタメンを経験し、飛躍の2年目へ

 シーズン序盤、荒谷選手は、昨シーズン同様になかなかチャンスを掴めません。

 しかし、選手の欠場もあり、2021年12月25日にプロ初スタメンを飾ります。スタッツとしては、13分の出場で、4得点、1アシスト、3ファールですが、ディフェンス面の向上をアピール。次戦でも、スタメンに抜擢されました。

 先述の2試合でアピールに成功した荒谷選手は、徐々にプレータイムを伸ばし、最近では10分以上のプレータイムを確保しています。3月19日の試合では、キャリア最多となる13得点を叩き出し、波に乗っています。

 今後もどのような活躍をしてくれるのか。荒谷選手に注目していきます。

新企画始動

新企画“Focus On ”

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画像引用元:https://door.abc-mart.net/23771

 

 こんにちは。

 今回から始まった【Focus On】の企画ですが、第一弾は、宇都宮ブレックス遠藤祐亮選手です。

 

 動画を見ていただけたでしょうか。まだご覧になっていない方は、ぜひ下記URLからご覧ください。

 

https://www.youtube.com/watch?v=l6YH_b1cOxI

【動画作成の経緯】

 なぜ今回遠藤選手を選んだかと言いますと、日本代表戦が直近であったこともあります。遠藤選手は、ディフェンスに優れていることは、周知の事実かと思うのですが、3Pシュートもかなり確率が良いんですよね。

 今回のホーバスジャパンにフィットしているのかな?と個人的には思います。

 ベスト5経験があるにも関わらず、代表からは離れている存在であり、もっと注目して欲しい!と言う思いから動画を作成させていただきました。

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©️B.LEAGUE

【遠藤選手について】

・生い立ち〜高校生

 遠藤選手は、千葉県出身です。小学生の頃からバスケを始め、中学では全国大会に出場しました。高校は地元の名門・市立船橋高校へ進学。2年生の頃からシックスマンとして試合に絡み、3年生ではスターターとして、ウインターカップベスト8に貢献しました。

・大学時代

 高校卒業後は、大東文化大へ進学し、1年生の頃からスターターとして活躍します。3年生の時には、チームを関東2部リーグから1部へ昇格させ、4年生になると、エースとしてチームを引っ張りました。しかし、当時のJBLは、関東でも優秀な選手にしか、声がかからず、遠藤選手は栃木ブレックス(現:宇都宮)の下部組織TDI D-RISEに加入しました。

・下部組織から成り上がった。

 遠藤選手は、1年目の途中に、TDI D-RISEからトップチームに昇格しました。

 しかし、遠藤選手は、なかなかプレータイムを貰えませんでした。そこで、当初は「苦手」と話していたディフェンスの強化に力を入れると、チャンスを掴み始め、徐々にプレータイムを獲得。スターターにまで上り詰めました。

Bリーグ発足からのサクセスストーリー

 Bリーグ1年目となった2016-17シーズンでは、皆さんも印象深いであろう、ディアンテ・ギャレット選手を止めるシーンも多く見れましたね。

 この活躍もあり、遠藤選手は2016-17シーズンで『ベストディフェンダー賞』を受賞します。

 しかし、チームは多くの主力選手を放出し、弱体化が懸念されました。

 そこで、スコアラーとして覚醒したのが遠藤選手です。

 顕著に結果が出たのは、2018-19シーズン。平均11.7得点、3P成功率44.7%と、チームの中心として活躍。育成選手としては、初となるシーズンベスト5に輝きました。